”製品を作るだけ” ではないのです。

2015-11-05

先日、大阪のお付き合いある工務店さん

ケイジェイワークス様の「杜の感謝祭」に参加してまいりました。

杜の感謝祭とは

小国杉を使って家を建ててくださった人や

これから小国杉を使って家を建てようとしてくださっている人

に感謝の気持ちを伝えるお祭りです。

 

 

 

 

小国町の特産品をたくさん持っていきました。

イベント開始後しばらくするとどこからともなく、くまモン登場!!

小国ブースに来たくまモン!

私と一緒に岡本豆腐さんのあげをPRしました。

すごい人だかり!!

小国町自慢の特産品、あげや里芋は見事完売です!

毎年、大阪のお客様に大人気なのだそう。

何人かのお客様から

「小国杉の床板 使ってるよ!」

とお声掛けいただき とてもうれしくなりました。

小国を離れ、遠く離れた大阪の地でも

活躍しているんだなぁ、小国杉。

会場に行く前に小国杉を使ってお家を建ててくださったお客様に招待いただき、

そのお家の見学会に行ってまいりました。

柱や梁、桁に立派な小国杉の姿が見えます。

この小国杉がこれからのお客様の人生を見守る空間となるのだなあと

しみじみ感じました。

 

製材所の中で小国杉は

柱、桁、梁、間柱

という だいたい決まった規格の 見慣れた「部材」にすぎません。

でも、

こうして お客様の お家の 「一部」 となっている姿を眺めてみると

お客様の暮らし、人生の景色の一部となっているということに

改めて気が付かされました。

 

そして同時に

「小国杉」を通じて

私たちは

「家づくり」

という人生の中でも最大級のイベントにかかわることができているんだ。 

ということに気付きました。

 

1本1本の柱や桁、床板、

の製造に携わった人たちの顔が思い浮かびます。

杉の木1本1本を育て、

伐採する様子が思い浮かびます。

こんな風に思いを馳せていると

製材所は

ただ、柱や桁、床板などの「製品を作るだけの場所」で 終わりたくない

と強く想いがこみ上げてきました。

 

製品を作っているのではなく

お客様の人生、暮らしを見守り、支える お家の一部を作っているんだ と

そう思いながら、

小国杉を製品に変える仕事をできること、

これが小国ウッディ協同組合という製材所のやりがいなのかな、と思います。

製材所の仕事、

実はこんなにも大きなやりがいを感じることのできる仕事なのです。

 

 

 

 

 

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