ーウッドデザイン賞2021 受賞ー
先日、納材例でご紹介した「山鳥の森オートキャンプ場」様の「山鳥の湯」が
ウッドデザイン賞2021 を受賞いたしました!!
◆ウッドデザイン賞とは
ウッドデザイン賞は、2015年から始まり、今回で7回目。
木の良さや価値を再発見させる製品や取組について、
特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する顕彰制度です。
これによって“木のある豊かな暮らし”が普及・発展し、
日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としているそうです。
(詳しくは、ウッドデザイン賞のホームページをご覧ください。)
過去には、東京おもちゃ美術館様の「ウッドスタート」や伊佐ホームズ様の
「あたらしい家 校倉」、阿蘇くまもと空港の「国内線ターミナル」など
当組合になじみのあるものも多数受賞されています。
今回は、応募総数433点の中から、191点がウッドデザイン賞に選ばれました。
◆部門
ウッドデザイン賞には、3部門があります。
・ライフスタイル部門
-木を使って暮らしの質を高めているもの-
木を使うことで機能性や利便性を高めている、新しい領域で木の活用が提案されている、
消費者に木のある豊かな暮らしを提案している、建築・空間、木製品、
コミュニケーション、技術・研究など。
・ハートフルデザイン部門
-木を使って人の心を豊かに、身体を健やかにしているもの-
木を使うことで快適性を高めたり、五感や感性に働きかける、リラックス効果や
健康増進効果がある、作り手や担い手のストーリー性を伝えている、建築・空間、
木製品、コミュニケーション、技術・研究など。
・ソーシャルデザイン部門
-木を使って地域や社会を活性化しているもの-
木を使うことで森林や地域の活性化に貢献している、持続可能な森林利用の
仕組みを生み出している、木材利用の意味を啓発したり、人材育成をしている、
建築・空間、木製品、コミュニケーション、技術・研究など。
建築だけでなく、空間、木製品、取組、技術・研究等、木に関するあらゆるモノ・コト
が応募対象となっています。
「山鳥の湯」は一番上の「ライフスタイル部門」での受賞です!
◆最終審査
審査委員には、建築家の隈研吾氏、プロダクトデザイナーの益田文和氏、
コミュニティーデザイナーの山崎亮氏ほか、各分野の第一線で活躍中の
方々によって構成されています。
ウッドデザイン賞は、入賞者の中からさらに最終審査が行われ、
最優秀賞(農林水産大臣賞)1点、優秀賞(林野庁長官賞)数点、
奨励賞(審査委員長賞)数点が11月24日ごろ発表される予定です。
楽しみですね!
また、建設中の様子などが収められた動画も公開されています。
ぜひ、ご覧ください。