組合紹介① ~製造現場の統括! 工場長~
小国ウッディ協同組合Blogへようこそ!
みなさん、こんにちは。
今日もご覧いただき 本当にありがとうございます!
本日より予告通り、「小国ウッディ スタッフと製品自慢!」
を連載でお送りしますよ!
↑休憩時間に集合写真をとりました!
なんだかみなさん写真写り、渋かっこいいです。
私が製材所に勤めはじめて日々感じること
それは木材という製品の奥の深さです。
もう本当に奥が深い。
木という素材は生き物ですから
一つとして同じ状態の素材はありません。
木目も、節の数も、吸収した水の量も違います。
そんな目に見えるもの、見えないものを
一つ一つ見極めて、絶妙なバランスで加工していく
これが、製造現場スタッフの仕事です。
製造現場は、大きく4つのコーナーに分かれています。
丸太の状態から
①柱や桁などのお家の骨組みを作り上げる→【構造材コーナー】
②フローリングや壁板に加工する→【板材コーナー】
③柱や桁、板材を乾燥させる→【乾燥コーナー】
④木を挽くための刃物を研ぐ→【目立てコーナー】
※(挽く=木を製品の形に切ること)
一加工、一加工 それぞれの担当スタッフが
機械で形を整えて、最後は手と目でしっかり検品します。
こうして 丸太だった小国杉が
「こだわりの木材」へと変身していくのです!!!
こんな人が
こんな風に
こんな想いで・・・
製造過程とその場に携わる人を目の当たりにし、
完成した小国杉のお家 を見ると・・・
1本の柱、1枚の床板に対する愛着が、もう どうしたってわいてくるのです!
小国杉は小国ならではの気候と先代が手塩にかけて、大事に大事に育てられた杉。
さらに人間と同じように くせ や 性格 がある 杉 という素材を
人間が こだわりと手間 をかけて作り上げる「木材」
小国杉の木材の魅力は
小国地域の歴史、人のこだわりと想いが
ぎゅっと詰まったところにあると私は思います。
↑出来上がった製品は 丁寧に梱包します。
とかなり長々と 熱く語ってしまいましたね。
少しでも自慢の小国杉について、知っていただけるといいなと思います。
工場長、いつでてくるんや! って感じですね…
はい!
ではさっそく紹介します。
我らが小国ウッディ協同組合の工場長、 長谷さんです~!!(やっと)
↑配達先を確認する工場長
工場長のお仕事は主にこの4つです。
①注文内容に応じ、原木から出荷(納期)までのスケジューリング、段取りを行う
②トラックに積む前の最終確認(品質・数量・出荷先)
③現場作業の補助、チェック
④ときどき配達
納期に合わせた出荷に間に合うよう、計画と製造作業の補助を行います。
工場長の動きを見ていると
ある時はリフトに乗って材を運び、
またある時は、節を埋める作業(加工板編で詳しくお伝えします)をしたり・・・
またある時は出荷前の製品を梱包したり、
またある時は早朝に配達に行ったり・・・・・
となんとも多忙!!
キューティーハニー並みのマルチタスクなのです!!
もちろんですが、どの作業も軽やかにすばやくさばいていきます。
工場長、かっこいい。
↑何度もチェック
↑配達前のトラック
私は、「工場長」というと威厳たっぷり職人さん!
みたいなイメージをもっていましたが
意外や意外!
目が合うとニコッと返してくれるとっても優しいお方なのです!!
製造スタッフから「きくちゃん」と呼ばれ親しまれています。
そんな素敵な工場長の休日の過ごし方を聞いてみました。
田んぼづくり だそうです。
また、お子さんが久しぶりに帰省した時には、
大好きなご飯を作って待っていっている
だそうです~ 愛~愛です~
こんな素敵な工場長によって小国ウッディの製品は支えられているのですよ!
以上、
小国ウッディ スタッフと製品自慢!
「第1回 ~製造現場の統括! 工場長~」でした。
長々とお付き合いいただき、ほんっとうにありがとうございました!
次回は、「第2回 ~原木の下準備! 丸太の皮むき~」です。
お楽しみに^^