組合紹介⑤ ~こだわりの乾燥~
小国ウッディ協同組合のブログへようこそ!
みなさん、お久しぶりです!
本日もブログをご覧いただき本当にありがとうございます!
夏を間近に感じるような暑さになってきましたね~
小国の山々の緑がいっそう生き生き見えますよ^^
ウッディの事務所ではこの時期
夏の暑い日差しを和らげるために「緑のカーテン」を設置する作業を行います!
今年の緑のカーテンは ゴーヤとかぼちゃ に決定!!!
ゴーヤについては賛否両論ですが、、、、
ゴーヤ好きのかいなはうれしいです。
はやく大きくなあれっ!!
乾燥を担当するのは堤さん。
↑4tトラックの前で、さわやかにキメる 堤さん!
ブログ撮影に積極的に協力してくださいました!ありがたい!
小国ウッディ自慢の乾燥は
なんと!!小国町の温泉を湧き出させる「地熱」を利用するのです!!!
その特徴は
①重油を使わず、二酸化炭素を排出しません。
②中ぐらいの温度で時間をかけて乾燥するので、小国杉の色や香りが逃げません。
という環境にも木にも良い乾燥法なのです。
では、実際に堤さんのお仕事内容を見てみましょう!!
まず、工藤さんと月隈さんが用意した荒材(製品の大きさに粗削りしたもの)を
乾燥機にいれやすい状態にきれいに並べて結束します。
右の細長い木は「桟木」と言って
乾燥の際に板が反らないように、重ねる板と板の間に入れる木のことです。
左側は、桟木を入れてきれいに並べられている板です。
こうしてまとめられた板や、その他の荒の木材は、
小国町の岳の湯地区にある、地熱乾燥を行う施設に
堤さんの運転する4tトラックにて、丁寧に運ばれます。
その、地熱乾燥施設はこちら!!
↓運ばれた荒の木材たちが、乾燥される その時を待っております。
堤さんはリフトを使って、乾燥が終わった木材の束を取り出し、
新しい荒の木材を乾燥機の中に入れていきます。
そして、最後に木が反らないように重石をのせます。
乾燥機の中身をチラッとお見せしますね!
このようになっております。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↑ギザギザの部分から地熱が出てくるようになっています。
そして、乾燥機にすべて入れ終わると、
次は、取り出した乾燥後の木材をトラックに積み込みます。
乾燥した木材を取り出す
↓
新たな木材を乾燥機に入れる
↓
乾燥した木材をトラックに積む
というシンプルな工程ですが、なにせ大きな束なので
リフトを使う大きな作業となり、
すべての工程を1時間半程かけて丁寧に行われるのです。
下の写真は、積込の様子。
↑トラックで輸送する際に、ずれたり落ちたりしないようにしっかり固定します。
小国町の岳の湯という温泉の熱の力は
人間を癒すだけでなく、小国杉を乾燥させることもできるのです。
地元の資源を有効に使った小国杉の製品。
ウッディの板材は、
他には真似できない、阿蘇・小国ならではの
こだわりの乾燥法でつくられているのです!!
工場内の作業だけでなく、輸送も含めた大掛かりな乾燥工程を担当する堤さん!
趣味は、「カメラ」
神楽や小国の景色などなど、撮影に行くのが趣味なのだそう!
今回は、ブログの写真にこれを載せてほしいと
積極的に情報を提供してくださいました!
堤さんの愛機、ご紹介しますよ~!!!
こちら!!!
右のレトロチックカメラが、堤さんの最近のお気に入りなんだとか、、、
以上、第5回 「こだわりの乾燥~」でした!
次回もお楽しみに!!!!!